転移性皮膚癌
皮膚にできるほくろや、ほくろに似た皮膚癌のことがわかってきましたが、
皮膚癌のなかにも、他からの転移によるものがあります。
もともとは胃癌や、乳癌、肺癌、大腸癌などから血行性・リンパ性により皮膚に転移したものが
転移性皮膚癌です。
この悪性腫瘍が皮膚に転移するケースはごくまれで5%にも満たない数値といわれています。
小児では神経芽細胞腫が多いようです。
<転移性皮膚癌は以下のような分類になります>
皮下結節型
肺癌・胃癌などで血行性転移した場合にできます。
病理検査では、原発巣と異なる索状配列構造に腫瘍細胞が変化することがあります。
鎧状癌
丘疹・結節が融合して板状硬結を起こします。そして乳癌に多くみられます。
丹毒様癌
丹毒の症状に似ていて、境界不明瞭の発赤・腫脹・疼痛の出現がみられます。
リンパ行性転移でみられ、乳癌が多いようです。
病理検査では真皮に腫瘍細胞が散在します。
表皮行性癌
悪性腫瘍が表皮内に浸潤・増殖したものです。これをpaget現象ともいいます。
乳癌・膀胱癌に多いようです。